2024-04-03 「重ねる身」 軽はずみな声で 私は動く 何気ない音に 耳は癒される 人との会話で 己を見つけ 己を見るために ものを作る 己と出会うために ものを書く 朝の光に身をてらい 夜の涙は空へと送り この世の総合体を全身で受け止める 次に持ちこすのは 光で形どられたペラペラなもんだけでいい