ヤヨイの小説、エッセイ(毎日投稿)

心の中で育てたヤヨイの物語です。

「重ねる身」

 

軽はずみな声で 私は動く


何気ない音に 耳は癒される


人との会話で 己を見つけ


己を見るために ものを作る


己と出会うために ものを書く


朝の光に身をてらい


夜の涙は空へと送り


この世の総合体を全身で受け止める


次に持ちこすのは


光で形どられたペラペラなもんだけでいい