蘭の花言葉

誰かの話。小説、詩、言葉。

思考と行動

慌ただしい時間の中で、どうしてこうも人間は、十人十色の人生を送るのだろう。 どこでその分岐点が決まるのだろう。 過去の私は、今の私を想像できるはずもなかった。 今の私が、未来の私を想像できないように。 できたとしても、さぞつまらないだろうが。 …

「心」

外に出ている私は、何でもないよ。 何にもできない。 取り柄もない。 ただの、普通の、人。 でも私が私として生きるためには、 私が私としていられるには、 この心があれがいい。 心さえあればいい。 この肉体も、人間関係も、家族も、恋人も、 形だけで、肉…

「生きる」

何も知らなければ、 他に何も無ければ、 こんなにも欲が出てしまうことは無かったのに。 「愛されたい」なんて思わなかったのに。 「満たされたい」なんて思わなかったのに。 一度、触れてしまったから。 人の温もりを知ってしまったから。 そして私は。 冷…

言葉

私の言葉に説得力なんてないよ。 毎日毎日、思っていることはコロコロ変わって ふっと瞬間に消えていく。 でもそれがいいのかもしれないけどね。 口に出した言葉はすぐに消えていくから。 繋がりがないから 次にどの言葉を言ってもいいんだ。 昨日なにを思っ…

「もしこのまま逃げ出したら」

もしこのままチャリ漕いで、どこにも帰らず、 どこかに逃げ出したら。 どれだけ楽しかろうか。 秋の始まりを感じる風は透き通り始め、 肌をかすめながらもとても気持ちが良い。 見たことのない町並み、初めての景色、 夕暮れに向かう空。 なんて気持ちがいい…

「私」

私ってなんだろう。 なんで今、ここで、こんなことしてんだろう。 いつから始まった。 なぜ始まった。 気づいたら、ここにいた。 気づいたら、この場所にいて、こんなことしてた。 別になりたくてなったわけじゃない。 きっと何かに突き動かされた。 社会的…

期待と別れ

私にそんな期待しないで。 いつから褒められることが怖くなっただろう。 いつから期待されるのが重荷になっただろう。 いつから、人を信じられなくなっただろう。 嫌われるのが怖くて、離れられるのが怖くて、 でもまだそれは、人を信じることを諦めきれてい…

海は嫌いだ。

頭が痛い。 心臓が痛い。 この空間はどうしようもなく孤独で 大きな海の深い深いところに沈んでいって 光はもう届かない。 水圧で体もどうにかなってしまいそうな。 息が吸えなくて、溺れてしまう。 思うように動けない。 もう何も見えない。 心はまるで、海…

悲しい言語喪失

ああ言われるとこう言う。 何か言うと、「いや〜でしょ笑」構文。 嫌な記憶を思い出す。 頭が痛くなる。 私の言葉は全て否定された。 何も誰の心にも通らなかった。 口の前に出した瞬間、軽く吹き飛ばされた。 だから私はあの時、言葉を封じた。 何も言わな…

矛盾

仕事で忙しい時には、 休みがほしいという。 あれもやりたい、これもやりたいと。 でも休暇の時は、 もっと休みがほしいという。 「やりたい」と言ったことはやらずに、寝て、食べて、コンテンツを享受するだけの人間になってしまう。 このままだと、休みが…

迷路

来る日も来る日も あっという間に過ぎてしまう。 変わらない感情 分からない感情 自分の気持ちが見えたのなら 選ぶ道をこんなに迷うことなんてないのに 正解か不正解か 選んだ後でも答えを隠される。 教えてほしいのに 今なら引き返せるのに でも引き返せな…

絆される感覚

自分の気持ちが変わってしまうほどに、誰かから自分に向けて感情が注がれること、そんなことがあるのなら、体験してみたい。 絆されたい。 私にはもう今までに凝り固まった濁った思考が沈んでいる。 自分ではどうしようもなく、調子の悪い時には自分の感情に…

色を抜く

感じる心 ゆっくりと時間を過ごす 心の余裕が発想を生み 焦りもまたもう1つの答えを生む なんで今自分はここにいるんだろう? 過去の自分が歩いてきた道 間違ってない 今、ここは、正解の道 もし何かが違うと思うなら その見据えている道で自分がしているこ…

アルコールビーイング

みんなが笑ってる ただそれだけで 私も笑える 今の仕事は楽しくない やりたいことでもない 何なら怖い この先、体力的にも精神的にも 厳しい環境になると分かっているから。 その先に何があるかなんて知らないけどさ 見たいとは、思わないと言えば嘘になるけ…

ただ「ある」幸せ

苦し紛れの快楽よ 「今だけ」を求めることは 「ダメ」なこと でも今が楽しけりゃいいじゃん 今が楽しいと思えるような今を過ごせよ 今の快楽のために 未来の不幸を許すなと そう言われたが 何がどうなって不幸が決まった? 不幸ってなんだ? 不幸せってなん…

ケイオス

君はきれいだね 何も知らない顔をして 切り刻みたくなる 笑顔のままでいてね 湧き上がる感情 間違いだと抹消 かくも正解は 感じた事実根拠 あーまたやっちゃった 「ダメなことなんだよ?」 心の中で笑って煽る 黒い天使は美しい 説教なんていらないよ 私は正…

願わなくたってみんな幸せだよね

「みんなの幸せを願ってる」 「あなたを応援している」 「ずっと味方だから」 「どうか幸せでいてね」 私が願わなくたって、実はみんな、 勝手に幸せに生きているんじゃないか。 渋谷の街の人混みの中、すれ違う人と人を見て、 みんな、なんか幸せそう、と思…

責任

責任ってなんだろう。 給料の大きさって何で決まるんだろう。 給料が高い人は、それだけ責任をもっているということ。 責任を持っているひとが、お金をたくさんもらうべきである。 いくら仕事ができても、責任を持とうとしない人は安い給料でいい。 仕事は、…

後輩と先輩の私

年齢も上 仕事の歴も上 給料も上 だから私はこの可愛い後輩に奢るの。 でも、この後輩は 私より仕事ができる 私より給料がじきに高くなる 私の方が歴長いのに この後輩は 私のことをなめた態度でかかってくる 私の方が年上なのに 上司からは後輩の方が気に入…

苛立

なんか気に入らない なんかムカつく あの人は私を 「正直、とても苦手だった」と言った 私もそう 「アイドル気質だよね」 「夢見がちだよね」 「ドリーマーだよね」 とも言った そうだけど、なんかムカついた 私はあの人のことを 「頭が悪いやつ」と思ってい…

先先

何が楽しくてこんなことやっているのだろうか 好きなことは何ですか?と聞かれて、 これを答えることはない それくらいのことだ 好きなこととして人に答えるものは 意外にもあまりやらない その他のことの方を気付けばしているものだ これは建前と言うやつか…

「大好きだよ」

今日もまた 「私も」という言葉は帰ってこない僕の気持ちだけ 一方通行なのかな 大丈夫。 まだ愛せている。 まだ大好き。 もしかして、迷惑? 君に僕は必要ないの? 嘘はつきたくない 思ってもない言葉を言っても 最大限の失礼じゃないか だから今日も 「あ…

ないものねだりなわたし

刺激が足りない。 何か、材料が足りない。 すき家が食べたい。 きっとこれは暇つぶし。 わたしの頭に浮かぶもの、全てがスカスカな今。 これが求めていた幸せなんだと、そう分かってはいるが、今この瞬間の私は幸せではない。 がむしゃらなのが幸せだと。心…

「怒り」

怒りの感情って 難しい 自分への怒りなら 別にいいけど 人に向ける怒りは 皆をうつむかせる その怒りも 自分が原因だってことに気づいてほしい いつだって 自分の中に答えがある

「分離」

今のままいれば 私はあなたを楽しませることができるでしょう でも私は ガマンしていて 悩んでいて 困っている もし私が打ち明ければ あなたを悲しませてしまうでしょう 私はあなたを 私のままでは 幸せにすることはできない お互いに幸せにできない私達は「…

「ブランディング」

ブランディングは 金が稼げる でも ずっとずっと この先も 騙し続けて 「良い」のだろうか? でも 自分の「推し」に支えられている自分も実際いて。 きっとそれを分かって貫く人を 「プロ」と言うのだろう でも 逃げたからって「ダメ」なわけがない 1番大事…

「蛍」

今も 未来も ワクワクだ この先 何が待っているかな 絶対に未来は明るい 太陽が指さしている もし今陰にいたとしても 問題ないよね だって向こうは日当たりが良い 持ってるライトで 足元を照らし 光を求めて飛ぶだけ

「変化」

ワクワク ワクワク 楽しみだな 早く夜になってほしいな 運命だよね 絶対 ただ生きてたらこんな機会ないんだもん 楽しみ ワクワク ワクワク この気持ちだけで 私は幸せだ 人と関われる喜び 求められる喜び ワクワク ワクワク…

死にたい

別に、私の文章を読んで 「元気がでる!」とか 「生きる気力が湧く!」とか 「心に寄り添われている感覚!」とか そんなたいそうなもんじゃない。 私の言葉なんて、そんな影響力はない。 ただ、私を見るためにやっていることだし。 ただ、変なこと書いている…

「夜の湖」

誰か見つけて 私1人では この夜を越えられなくて 神に縋ることでしか 心を保てない 「いつかきっと」 遠すぎる 急いでる 焦ってる そんなことは分かってる だから早く 来てほしいのに 一旦 眠って 明日の太陽に任せてみよう これが私の 精一杯の生き方だ