あなたはずっとこちらを向いていたんだね。
気づいていた。
でも、気づかないようにしていた。
あなたに嫌われたくなくて。
あなたに憧れられる存在でいたくて。
意地を張っていたんだね。
あなたのくれる愛は、私にとっては苦しいものだった。
愛を拒絶してしまう私には、あなたからの愛を受け取ることはできなかった。
そうやって、逃げていた。
まっすぐに私を見つめるあなたのその本気さを、
私はからかった。嘲笑ってすらいた。
そうやって、自分を見てくれる人を傷つけて、
自分がそれ以上傷つかないように守って。
私は成長しないんだね。
でも気づけているだけマシだよ。
私を見てくれる人を、大事にしたい。
カッコ悪いところ、ダサいところを見ても、引かないかな?
恐怖は、期待しているからするもの。
私はあなたに、期待している。
離れないで欲しいと。
とてもワガママな私の自分勝手を、あなたは受け入れてくれるだろうか?
受け入れられるような努力を、私もしなければいけない。
私は、もっとあなたに、自分に、向き合わなければいけない。
逃げないで。目を逸らさないで。
信じるとは、相手を丸ごと受け入れること。
裏切られるとは、期待していた相手と違うエゴによる不都合を他責にしていること。
私は、大事にしたい。
私を大事にしてくれる人を、大事にしたい。
それが、1番私が幸せになれる方法。
人と関わって、自分を見つけてもらうの。
そして私は、自分ができる限りの人助けができたらいいな。
私にできることなら、何でも、誰かのためになるようなことを。
みんなが幸せで生きられたらいいな。
自分も幸せになれたらいいな。
明日もまた、自分の道を歩いていく。