ヤヨイの小説、エッセイ(毎日投稿)

心の中で育てたヤヨイの物語です。

檻の中にいる私は今日も眠れない

なぜ今私はここにいるのだろう?

檻が目の前に見える。

出ることはできない。

なんて、狭苦しい場所なのだろう。

なぜここに閉じ込められたのだろう。

私は、被害者、、、なのか、?

自分で選んだ道のはずだ。

だが、まるで運命が決まっていたかのような、

もともとそうなることが決まっていたかのような

悪魔の甘い囁きによって導かれたかのような

この道はどこに進んでいるのだろう。

今は檻に閉じ込められて、先なんか見えるわけもない

でもこのまま一生ここにいるわけでもない

必ず外に出られる時が来る

それでもまたここに帰ってくる日があるのかと思うと、

それならばいっそずっとこの場所にいても良いじゃないかと思えてしまうけど

それならば希望も何もないじゃないか

 

どうした?

こんなものか?

この場所で終わるタマじゃないだろう?

こんなどうでもいいことに心をやられるな

まだ先は長い。

ここで何を得られる?

何を感じる?

 

なぜお前は自分を見つけられない?

責任感があるのか無いのか私には分からない。

忍耐力があるのか無いのか私には分からない。

唯一、私が私のことで分かる情報は、

自由でありたいということ

優しくて、頑張り屋さんで、人思いで、素直で良い人すぎるんだよ

狡猾とはかけ離れているほど、優しい人だよお前は。

そう語りかけるのも私で、

お前は誰なんだ?何をやっている?と

それもまた自問自答するばかり。

 

あの人は今なにをしているかな?

 

今この瞬間私を想ってくれる人はいないかな?

 

私は孤独だ。

いや悲劇のヒロインになろうとしているだけだ。

 

心を削らないで。

体を大事にして。

 

今あがいたって、所詮むだ

分かっているけど諦めが悪いのは、

責任感が異常に強いから。失敗してはいけない、完璧にしなければいけないという気持ちが強いから。

 

大丈夫だよ。別に仕事が潰れたって良いじゃ無いか。

たとえこの団体から追放されても、私は生きている。

 

心を壊して自殺してしまうよりはマシだ。

 

こんな些細なことで自分を壊せるほど、自分が小さいものなんだ。

自分を大事にできていないんだ。

自分の価値を小さく見ているんだ。

もっと自分を宝石のように扱うべきだよ。

ワガママになれているか?

ワガママは悪いことじゃ無いよ。

 

そう、私は自分を傷つけてまで、相手に少しでも良い感情を与えたい、実は誰よりも自己犠牲的で他人本位かもしれない

 

また空が明るくなってきた。

もう寝れないな。

 

外の光が差し込みそうで、外が明るいのははっきりしているのに、部屋の明かりはついたまんま。

いつ見ても気持ちが悪い。

 

寝るんだ。私は頑張っているよ。

 

誰か早く、会いにきてよ。

助けて。

誰か、連れ出して。

まだ足りないよね。

人に与えるものがまだ足りないから、誰にも出会えていないんだね。

泣いて抱きつける人がいてほしいよ。

 

辛い、大変、そう言える人がいてくれたらなあ。

寒い。

寝よう。