蘭の花言葉

誰かの話。小説、詩、言葉。

先先

何が楽しくてこんなことやっているのだろうか

好きなことは何ですか?と聞かれて、

これを答えることはない

それくらいのことだ

好きなこととして人に答えるものは

意外にもあまりやらない

その他のことの方を気付けばしているものだ

これは建前と言うやつか

それとも、本当の好きなことに気がついていないだけ

言葉にできないだけかもしれない

 

きっとこんな毎日が

知らぬ間に過ぎ去って

気がつけばきっと何年もたっているのだろう

その先で私は、まっすぐ立っていられるだろうか

過去を振り返り、生きていられるだろうか

今の自分に絶望しないだろうか

絶望しないよう、今を生きていたい

 

今は絶望まだ行かなくとも、未来から見たら覆せない絶望に進化してしまうから

今何となくやっていることであっても

将来、絶望の種になるかもしれない

「今やるべきことはそれで合っているか?」

今できることは山ほどある。もみまま

その中から私たちは選ばなければならない

今どんな行動をするのかを。

 

それを決める鍵はきっと「好きなこと」ではない。

「これから先もずっとし続けていたいもの」だろう。